- 転職したいけど、めんどくさい
- 転職したいと思ったらすぐやるべき?
- スムーズに転職したい
こんな悩みにお答えします。
転職活動って、色んな準備があってめんどくさいですよね。
また今の会社を辞める工程もあるため、時間も体力も結構使う大イベントになります。
僕は転職・退職ともに経験はあるのですが、活動だけじゃなく、取りかかるまでに時間がかかってしまいました。
「今の仕事に不満がある」なんて思ってはいても、めんどくさくて中々踏み出せない人も多いでしょう。
今回は「転職がめんどくさいと感じる原因&スムーズに転職を進める方法」について、解説していきます。
今の仕事に不満を持っていても、転職しなければ、ずっとストレスを抱えたまま働くことになります。
そんなの絶対に嫌ですよね。
本記事を読むことで、「転職がめんどくさい」という悩みが解消されるため、やりたい仕事に就けるようになりますよ。
転職活動がめんどくさいと感じる2つの原因
転職がめんどくさいと思ってしまう原因は、主に2つあります。
それが下記の通り。
転職がめんどくさいと感じる原因
- やることが多すぎる
- 無意識に変化を恐れている
めんどくさい原因①:やることが多すぎる
転職はやることが多いので、活動前からめんどくさいと感じてしまいます。
転職活動の内容
- 履歴書や職務経歴書等の書類
- 自己分析
- 面接対策
- 転職先を探す
- 企業の調査
- 日程の調整
転職の経験が無い人からすると「こんなにもやること多いの!?」って思うでしょう。
転職経験のある僕でも、もう一度やれと言われたら、難色を示すくらいにはめんどくさいです。
転職は簡単なことではない
1社や2社くらいであればすぐ終わりますが、そんな簡単にはいきません。
転職に関するデータは以下の通り。
- 転職にかかる期間:3ヶ月未満40.3%、3ヶ月以上59.7%(BIZREACH参照)
- 平均応募社数:8社(マイナビ転職参照)
- 応募した企業に内定する確率:4〜5%(マイナビ転職参照)
ご覧の通り何社も応募してやっと内定するほど、転職は根気のいる活動です。
めんどくさいと感じるのも無理はないかと。
応募した企業に内定しても、入社しない人だっています。
面接で採用担当者と話した時に、「なんかこの会社は違うな」と感じることも。
実際僕は色々考えた結果、内定した会社へお世話になりませんでした。
同時に退職のことも考えないといけない
内定したら終わり...ではありません。
転職先が決まったら、今の仕事を退職する必要があります。
転職活動に比べたら楽なものです。
ただ所属している会社やあなたの心理状態よっては、すぐに辞められない可能性もあるでしょう。
- 引き止められる
- 会社から脅される
- 何らかの理由で言えない
- 退職するのが怖い
しかし法律上「退職する2周間前に、退職することを伝えれば良い」という決まりがあります。
辞めたいと思った時に辞めることは可能です。
ただお世話になった上司や部下を想うと、申し訳ない気持ちになります。
中々退職を言い出せないのも無理はありません。
他にも上司が怖くて、伝えられないという人もいるかと。
僕が会社を辞めた時は、約3ヶ月程かかりました。
「考え直して欲しい」とか「忙しいからもう少しだけ我慢してくれ」と言われて、少し時間を要した感じです。
それが無かったとしても、書類の手続きだけで割と時間はかかります。
「自分で退職ができない」「パワハラ等でもう会社に行きたくない」等、どうしても自力で今の会社を辞められない人は、「退職代行」という自分の代わりに退職の手続きをしてくれるサービスがあります。
詳細は以下記事で解説しているので、ぜひ利用の検討をしてみてください。
【退職代行は甘えじゃない!!】おすすめの退職代行サービス4選を紹介【今日辞めよう!】
続きを見る
めんどくさい原因②:無意識に変化を恐れている
人は無意識に変化を恐れ、現状を維持しようとする生き物です。
これは一種の心理で、現状維持バイアスといいます。
現状維持バイアスとは?
未知のものや経験したことのないものを受け入れるこちに、心理的に抵抗が生じてしまう傾向。
変化によって得られるメリットより、デメリットばかりを意識してしまい、何もできなくなります。
例えば「好きじゃないのに、長年付き合っている恋人と別れられない」「行きつけのお店でいつも同じメニューを頼んでしまう」といった感じ。
おそらくあなたも経験があるはずです。
これは誰もが持っている心理であり、勝手に反応してまうので、悪いことじゃないです。
転職するほどでもないと思ってしまう
転職の場合だと「新しい職場が今より悪かったら」「上手くいかなかったら」といったイメージがあり、行動できない心理状態に陥っているということ。
本当は自分でも分かっているんです。
不満のある今の職場に居続けるより、自分にとって良いと思える会社へ転職した方が良いと。
しかし現状維持バイアスが働くことで、現状維持を保とうとしてしまうんです。
特に「不満はあるけど、そこまでじゃない」という人は、転職や退職に踏み切れません。
僕自身、前職をずっと続けるつもりはないと思いながらも、「別に耐えられないほどではないし、給料も良いから」といった理由を並べて、現状維持を続けていました。
何も根拠は無いのに、「まあいつか何とかなるだろう」という楽観的な想いもありましたしね。
僕と同じ様に転職に踏み切れないという人は、以下記事を参考にしてみてください。
>>>転職を決断できない4つの理由と決断するコツ【問題の先送りはダメ】
「転職活動がめんどくさい」を解決するには?
「転職がめんどくさい」を解決する方法は、意外と単純です。
現状維持を保とうとしていることを理解する
自分が現状維持バイアスにかかっているのを理解しましょう。
「無意識的に転職を拒んでいる」というのに気づけた人はOKです。
現状維持を保とうとしていることに気づけないと、「今の仕事を続ける」「転職する」といった選択肢があっても、「今の仕事を続ける」という選択が正しいと無意識に思い込んでしまいます。
どちらの選択が正しいかは人によりますが、現状維持を保とうとする心理状態では、自分にとって正しい選択をするのは難しいです。
無意識に「転職がめんどくさい」と感じてしまっていることを理解してください。
「変化しないこと」がリスクだと気づく
そもそも「何もしなければ、今より悪くならない」と思っていることが間違いです。
ただ問題を先延ばしにしているだけ。
世の中や周りは、もの凄いスピードで変化・進化しているのに、現状維持を保つことは退化していることと同意になります。
すぐに深刻なことにはなりませんが、徐々に大きな問題へと発展していき、気づいた時には手遅れになっているかもしれません。
後悔した時には、大きな問題になっている
人は問題に直面して、やっと動き出そうとしますが、それでは遅すぎます。
後悔してから行動しても、以前より状況は悪化していますし、嘆いたところで時間が戻ることもありません。
20代で転職したいと思いつつも、「まだ耐えれる」「もう少し様子を見よう」と何もしないとしましょう。30代・40代でついに耐えられなくなっても、すでに転職は難しいです。
現職に残るにしても、副業したり新しいスキルを身につけたりと、できることはたくさんあったはず。
不満を感じた時に何かしら行動していれば、手遅れになることはありません。
しかしめんどくさいという理由で現状維持を選択したことにより、「現職に残る」「転職する」どちらも茨の道になってしまいます。
現職に残るか転職するかで迷っている人は、判断方法を以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
転職すべきか、現職に残るべきかの判断はどうすればいい?【選択肢を残しておく】
続きを見る
「転職活動がめんどくさい」と言って何もしない人は危険です
転職活動はめんどくさいものです。
だからといって避けていても、あなたの未来は明るくなりません。
嫌な仕事を続けて後悔するのは「あなた」です
不満に抱きながら働き続けて、後悔するのは他でもない「あなた」。
転職活動がめんどくさいのは分かります。
でも逃げ続けたところで嫌な仕事は、明日も明々後日もやらなければいけません。
転職活動を頑張って今苦労するか、これから先ずっとしんどい思いをするのか。
転職がめんどくさいと思う時間なんて、長い目で見れば一瞬です。
「いつか何とかなるだろう」と、淡い期待を抱いてもダメ。
現状は自分で変えていくしかないのです。
歳を取れば取るほど体力も行動力も無くなります。
今めんどくさいなら、後になってもめんどくさいのは変わりませんよ。
後悔したくないなら、めんどくさくても転職活動を始めましょう。
「めんどくさい」から転職しないのはもったいない
転職活動を「めんどくさい」の一言で済ますのは、もったいないことです。
仕事は他にもたくさんあるのに、わざわざ嫌な仕事を選ぶ必要はありません。
あなたにとっての天職は必ず存在します。
そもそも探していない人が多いのが現実です。
何もしなければ、天職に出会える確率は0&%。
転職活動は以下のような悩みは不満を解決できます。
- 何となくで入った会社
- 楽しいと思えない仕事
- 人間関係で悩んでいる職場
- 他にやりたいことがある
「転職活動がめんどいくさい」と何もしないのは、もっと楽しく働ける可能性を潰す行為です。
天職を探す努力もせずに、めんどくさいで終わらせないようにしてください。
「めんどくさい」と思わず転職活動をスムーズにする方法
「転職がめんどくさい」と感じる人がスムーズに進める方法を紹介します。
簡単なことから始めてみる
無意識にめんどくさいと感じていることを理解しても、すぐに行動に移せない人はいます。
転職は基本孤独で、同時期に転職をしている人は少ないです。
仕事が忙しい中で活動するのは難しいもの。
やることが多くて弱気になってしまいますが、何もしなければ現状を変えられません。
一気に全てのことをやらなくても大丈夫。
少しずつでも良いので、簡単なことから始めてください。
転職サイト・転職エージェントの登録をする
一番大事かつ簡単に始められるのは、転職先を探すことです。
そこで便利なのが、転職サイト・転職エージェント。
登録して自分の希望する職種や年収等の条件を入力すれば、それに沿った求人を提供してくれます。
転職するにしても、自分に合った転職先が見つからないと何も始まりません。
転職サイト・転職エージェントでは、豊富な求人があり、色んな条件で検索することができます。
じっくり検討してみると良いですよ。
転職エージェントは転職活動をスムーズにしてくれる
転職活動はめんどくさいことが多いですが、転職エージェントを利用することで、一人でやるよりも簡単になります。
転職エージェントのサポート例は以下のような感じ。
転職エージェントのサポート内容
- 非公開求人を教えてくれる
- 気になる企業の情報を提供
- キャリアカウンセリング
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 企業へアポを取ってくれる
- 給料の交渉
利用する転職エージェントで多少異なりますが、基本的には上記のサポートを受けられます。
一人で転職活動を進めるより断然早いし、自分ではできないこともやってくれるところが良いですよね。
また登録や利用は全て無料なのもグッドポイント。
めんどくさいと感じている人ほど、利用すべきです。
しかし、世の中にはたくさんの転職サイト・転職エージェントがあるため、どれが良いか分からないもの。
以下の記事でおすすめのサービスをまとめているので、是非参考にしてください。
【20代社会人が使う】おすすめの転職サイト3選と転職エージェント3選
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転職がめんどくさいなら、さっさと行動しよう
今回は以上となります。本記事のポイントを以下にまとめました。
本記事のポイント
- 転職活動はやることが多い
- 現状を維持しようとしているのを理解しよう
- 小さなことから始めてみる
- 転職サイト、転職エージェントを利用して、円滑に進めよう
転職はめんどくさいと感じるかもですが、後回しにしても現状が良くなることはありません。
そして「転職がめんどくさい」という事実もまた、変わることはないんです。
それならさっさと転職して現状を変えてしまうべきかと。
何もしなければ何も変わらないどころか、悪くなっていく一方です。
後悔しないよう少しずつでも行動していきましょう。
転職サイト・転職エージェントの登録は以下から。
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