お悩み
- 失敗が怖い
- 失敗したくなくて動けない
- 失敗への恐怖を克服したい
こんな悩みにお答えします。
「失敗するのが怖い」という理由で何かを諦めた、もしくは何もしなかったという経験は誰にでもあるものです。
しかし、待っているのは後悔のみ。
怖いと思いながらも行動、失敗しつつも成功した人を見て、「自分もやっておけば良かった」と何度羨んだことでしょう。
僕もずっと仕事辞めたいと思いながら、ダラダラと続けていました。
なんとか勇気を出して辞めたのですが、結局は「早く辞めておけば良かった」と後悔しています。
僕が行動できたのは、何か特別な能力とかがあったワケではありません。
ただ明確に変わったことがあり、それは「思考」です。
ではどうやったら失敗が怖くても動けるようになるのか?
今回は「失敗するのが怖い」を克服する方法を解説していきます。
本記事を読めば、「あなたが本当にやりたいと思っていること」に取り組めるようになりますよ。
なぜ「失敗するのが怖い」と思うのか?3つの心理的な原因
「失敗するのが怖い」と思ってしまうのには、3つの心理的な原因があります。
「失敗するのが怖い」と思う3つの原因とは?
- 損をしたくない
- 「失敗する=悪いこと」だと思っている
- 周りの反応が怖い
原因①:損をしたくない
失敗が怖くて動けない人は、「成功したい」よりも「損をしたくない」という気持ちが強いです。
失敗すると、大なり小なり損はします。
だから絶対に失敗しないという確証が得られるまで動けません。
ただ残念ながら絶対に失敗しないという状態なんて、どんなに準備をしようが計画を練ろうがやってこないですよね。
それを自分でも理解しているから、最終的に「行動しない」選択を取ります。
損をしたくない気持ちは分かりますが、「100%成功することしかしない」なんて都合良すぎ。
原因②:「失敗する=悪いこと」だと思っている
小さい頃から大人になった今でも、失敗したら怒られるという環境で育ったせいです。
一種のトラウマみたいなもので、身体や脳が無意識に「失敗」を避けようとします。
「テストで良い点を取ったら褒められ、悪い点を取ったら怒られる」という固定概念が良い例だと思います。
確かに良い点を取るのは凄いこと。
でも悪い点を取ったからといって、怒られるようなことではないです。
間違えたのなら、同じことを繰り返さないようにすれば良いだけ。
失敗や間違いを頭ごなしに否定された経験が、心理的に怖くて動けないという問題の種になっています。
原因③:周りの反応が怖い
失敗自体が怖いのではなく、「失敗したことに対する周りの反応」が怖くて動けない人もいます。
先程の「失敗したら怒られる」も同じことです。
バカにしてきたり、批判してきたりする人は必ずいますからね。
僕が会社を辞めることを上司に話した時は「辞めて上手くいったやつはいない」と言われました。
行動する前から批判されることもあるので、失敗なんかしたら「だから言ったのに」なんて言われかねません。
何故か悪いことをしているかのような気持ちになり、行動するのをやめてしまいます。
結局僕も「こんな忙しい時期に辞められたら困る」という理由で、退職するのに半年かかりました。
失敗をバカにする人は、挑戦から逃げている
何故かというと、失敗の経験がある人は、失敗した人の気持ちが分かるからです。
対して挑戦したことが無い人は、失敗がどれだけ大事なことか理解してません。
だから大したアドバイスもできないし、バカにするしかないんです。
仮想通貨が出てきた時は、買ったことも無い人が批判しまくっていました。
それが今はどうでしょう。
気にせず買った人が大勝していますよね。
失敗をバカにする人は、自ら「何もできない人間です」と言っているようなもの。
成長も成功も無いので、気にせず挑戦していきましょう。
挑戦する勇気が出ない人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
「失敗するのが怖い」から動けない人はどうなるのか?
「失敗するのが怖い」からといって動けないでると、後悔することになります。
動かなければ、成功は100%やってこない
失敗が怖いのは分かりますが、何もしなければ何も起こりません。
どれだけ成功したいと思っていても、動かなければその思いも無駄になります。
ホームランを打ちたいのに、ベンチで「打てるかどうか」「三振したら嫌だな」なんて思ったところで何の意味もありませんよね。
バッターボックスに立ってバットを振らない限り、ホームランの確率は0%です。
ついでに言うと、バッターボックスに立たなければ打率も0なので、戦力外待ったなし。
成功しないどころか、チャンスすらないということです。
損する確率は0%だけど、成功する確率も0%
「損をしない」と分かった時点で安心してしまい、「成功もしない」という事実を忘れているんです。
要は「損をしない=得をした」と同じ感覚に陥っているのではないかと。
例えば、あなたが転職しようかどうか迷っていたとしましょう。
少し前に同僚が転職して、思わしくない結果になった場合、あなたは「転職しなくて良かった」と思うはず。
確かに転職しなければ、失敗して嫌な思いをせずに済みます。
でも、今の仕事に不満を抱えている現状が良くなる(=成功する)こともありません。
行動しなければ損はしませんが、成功もしないことを忘れてはいけないですよ。
どんどん動けなくなり、行動する人との差が開いていく
怖くて動けなくなるのを放って置くと、どんどん動けなくなってしまいます。
人は変化を嫌う生き物。
ある一定の環境に慣れると、そこから変わることをしなくなるんです。
頭では「行動しなきゃ!」と分かってはいるのですが、何故か動けないという状態になります。
中々抜け出すのは難しいでしょう。
逆に、失敗しつつも行動している人はそれが普通になっています。
お互いの差が大きく開いていくのは、誰でも分かるかと。
準備も大事だけど、実行力はもっと大事
しかし怖くて動けない人は、「失敗しないために準備しているんだ」との言い分があるかもしれません。
確かに準備は大事です。
しかし、いくら準備をしてもそれを実行できるかどうかは別。
また野球で例えてみましょう。
- ホームランの打ち方が書いている本や動画を見てひたすら勉強する
- バッターボックスに立ち、何度も凡退を繰り返しつつも挑戦し続ける
ホームランを打てるのは後者の方でしょう。
実行力は実践していく中でしか培われないものですし、学べることは多いんです。
よく「もう少しできるようになってから」なんて言ってる人もいます。
そのままではいつまで経っても「できるようになる」ことはありませんよ。
失敗しないことは、決して良いことではない
なぜなら、行動したり挑戦したりすれば、失敗は必ずするものだからです。
どんなに大きな成功を収めている人でも、裏では数え切れないほどの失敗をしています。
- イチローの4,000本安打の裏には、8,000回の凡打あった
- エジソンは電球を発明するのに、20,000回の失敗があった
- 10回もの得点王に輝いたマイケル・ジョーダンは、9,000回シュートを外し、300回も試合に負けた
失敗があったおかげで、成功に繋げることができたり、キッカケを掴めたりするものです。
無駄になることはありません。
なので失敗したことがない人は、「失敗を恐れて行動すらできない人」としての烙印を押されてしまいます。
行動しなけりゃ失敗する心配はないし、失敗しなければイメージが悪くなることもない....なんてことはありません。
「失敗するのが怖い」を克服する3つの方法
それでは、最後に「失敗するのが怖い」を克服する方法を紹介します。
僕自身も実践して効果があったので、皆さんも試してみてくださいね。
「失敗するのが怖い」を克服する方法
- なぜ失敗が怖いのか理解する
- 失敗は経験値になるという認識に変える
- 小さな挑戦をしてみる
方法①:なぜ失敗が怖いのか理解する
失敗が怖いと感じるのは心理的な問題で、無意識に動けなくなります。
なので「無意識に身体が拒絶している」ということを理解するのが大事。
体験談:失敗するのが怖くて転職できなかった
僕は仕事を辞めて転職したいと、ずっと思っていました。
しかし、不満を抱えつつもダラダラ続けていたんです。
転職なんてしたことなかったので、心のどこかで怖いと感じていました。
それが無意識的に行動を起こさせないようにしていたのだと、今はよく分かります。
「無意識に失敗を避けようとしている」「失敗が怖いと思う原因」
この2つが分かったことで、自ずと行動できるようになったんです。
失敗したところで、何か失うワケでもないし、大丈夫だろうと。
なので前述した『なぜ「失敗するのが怖い」と思うのか?3つの心理的原因』をまずは理解しましょう。
方法②:失敗をポジティブに捉える
「失敗」という言葉自体がネガティブなイメージを持っています。
そうじゃなくて、「成功のために必要なことなんだ」と認識を変えれば、自ずと動けるようになるかと。
世界の偉人たちも「失敗」を次のように捉えています。
わたしは今までに一度も失敗をしたことがない。
トーマス・エジソン
電球が光らないという発見を、今までに2万回したのだ。
僕はキャリアを通じて9000回以上のシュートをはずした。300回近い試合に負けた。
マイケル・ジョーダン
勝敗を決するシュートを託され、失敗したことは26回ある。
人生で何度も、何度も、何度も失敗を重ねてきた。だから成功できたんだ。
世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。
稲盛和夫
あきらめたときが失敗である。
失敗とは、よりよい方法で再挑戦する素晴らしい機会である。
ヘンリー・フォード
成功している人が言うことなので間違いないかと。
失敗なんて視点を変えれば、自分にとってプラスになるんですよ。
現状を変えたり成長したり成功したりするために、失敗は重要な要素だと認識してください。
失敗から学ばなきゃいけない
1つ注意しなければいけないことがあります。
それは、失敗を失敗のまま終わらせないこと。
「なぜそうなったか?」「何が悪かったのか?」と、原因を分析して、成功の糧にしなきゃいけません。
失敗は貴重なデータになります。
僕の場合は「転職すれば解決するだろう」と思って行動し、失敗しました。
でもその失敗から「自分はなぜ仕事を辞めようと思ったのか」を改めて考えることができ、今はやりたい仕事をしています。
失敗をほったらかしにすると、同じことを繰り返します。
僕もあのままだと、何度も転職して最終的には諦めていたことでしょう。
失敗するのは当たり前。
しかしそこから学ばないと、成功には繋がりませんよ。
方法③:小さな挑戦をしてみる
どんなに小さなことでも良いです、挑戦してください。
すると、必ず何かしらの失敗をします。
それを何度もやれば、徐々に慣れるので。
例えばTwitterの発信なんかは、手軽に挑戦できますよね。
最初はどれだけ考えて有益な情報をツイートしても、反応は0ばかり。
「何故反応が0なのか」「反応があるツイートはどんな感じ?」と、分析・改善していくと、徐々にいいねがつきます。
挑戦して失敗すると、小さいことでも落ち込みます。
でも成功するには避けて通れないので、ダメージを受けながらも進みましょう。
いつの間にか失敗することに慣れて、大きな目標にも臆せず取り組めるようになりますよ。
新しいことを始めるのが怖いなぁと感じる人は、以下の記事も参考にしてみてください。
>>>新しいことが怖い人は"あること"を意識すればいい【答えは過去の自分にある】
「失敗するのが怖い」を克服し、成功を掴もう
今回は以上です。
最後に要点をまとめますね。
本記事のポイント
- 失敗は悪いことではない
- 周りの反応は気にする必要なし
- 動かなければ、成功する確率は0%
- 失敗から学べることは多い
- 大きな成功を収めている人も、たくさんの失敗をしている
「失敗するのが怖い」と思ってしまうのは、人間としての本能なので仕方ありません。
しかしそこで何もしないと、成功を掴むことができないのも事実。
自分の持ってる夢や目標を達成できない方怖くないですか?
僕は失敗することよりも、やりたいことができなかったり、楽しく自由に生きれなかったりする方が嫌です。
なのでこれからもたくさん失敗しつつ、少しずつ自分の思う成功を掴めるよう、挑戦していきます!