お悩み
- 仕事でいつもミスをしてしまう
- ミスをしたくない
- ミスできない仕事がある
こんな悩みにお答えします。
仕事でミスするのは、誰にでもあることです。
ちょっとミスしたくらいなら気にする必要もありませんが、あまりにも多いと周りに迷惑がかかるし、最悪の場合会社に不利益をもたらすでしょう。
評価に大きく関わる部分でもあるので、できるだけミスはしたくないですよね。
そこで今回は「仕事でミスが多い人の特徴と解決方法」について解説していきます。
僕自身実践して効果があった方法です。ミスしたくない人やミスが多い人は、実践してみてください。
記事の内容
- 仕事でミスが多い人の特徴3つ
- 仕事でミスの多い人がすべき解決方法2つ
- 仕事でミスが多いのは、あなたのせいではないかも
仕事でミスが多い人の特徴3つ
仕事のミスが多い人っていうのは、学歴とか経験とかあまり関係なくて、頭が良くてもミスする人はします。
ミスに一番影響があるとすれば「性格」です。「性格」は良くも悪くも、行動に出てしまいますよね。
「じゃあ性格を直せば良いのか?」という感じになるかもですが、性格はすぐに直すことはできないので、今から挙げる「ミスが多い人の特徴」を見て、自分の行動を思い返すところから始めてください。
ミスが多い人の特徴3つ
- 横着をする
- 焦りすぎる
- 確認をしない
1つずつ解説していきます。
仕事でミスが多い人の特徴①:横着をする
要はめちゃくちゃ楽をしようとして、ミスをする人ですね。
作業にはルールや順序が存在しますが、「この工程必要か?」という箇所もあって、面倒だとスキップしちゃいたくなるでしょう。
ただ、スキップしていい工程とダメな工程があります。「面倒だから」っていう理由で横着していると、いつかミスするのは当たり前ですよ。
どうしても面倒なら、作業を見直して改善すべき。あなたが面倒だと思っていることは、他の人も面倒だと思っています。
横着をしてミスをすると、余計時間がかかる
横着って半分賭けです。リスクを犯して、楽をするみたいなものですからね。
うまく行けば時間の短縮にはなりますが、失敗してしまうと大幅な時間をロスしてしまいます。
例えば下記のような感じ。
- ミスをした原因の調査
- ミスを修正できるかの会議
- ミスが発生した経緯の報告
- 同じミスを繰り返さないように対策をする
- 対策に効果があるかの検証
以前僕が会社員の時は、品質不良が発生すると上記のようなことをしていました。
5分で終わる簡単な作業をしなかったおかげで、3ヶ月もミスの処理にかかるなんてこともザラです。
横着は余計な時間がかかるリスクがあるので、やめておきましょう。
仕事でミスが多い人の特徴②:焦りすぎる
焦ってミスをした経験がある人は多いんじゃないですかね。もちろん僕もありますよ。
上司に「早くしろ!!」なんて言われると誰でも焦りますから。
でも焦って仕事をすると、スピードが上がる反面、質が落ちます。雑になるんです。
また、焦って仕事をするとミスだけでなく、怪我や事故を引き起こす可能性もあります。
例えば...
作業をした後床が水浸しになるため、いつもなら水切りをします。しかし、早く次の作業に移らないと上司に怒られるので、そのままにしてしまい、走って次の作業場に行こうとして、滑って転び頭を強打。下手をすると病院行きです。
焦るといつもはするのに、横着せざるを得ない心情や状況になってしまうんですよね。焦りは禁物。
仕事でミスが多い人の特徴③:確認をしない
ほとんどのミスは「確認不足」が原因です。
最初はちゃんと出来ているか不安でよく確認するけど、仕事に慣れてくると「まあ大丈夫だろう」という慢心から確認を怠り、ミスが発生します。
自分がした仕事に自信を持つことは大事。しかし、「自分がミスをするわけない」なんて油断していると、必ず足元をすくわれます。
僕も社会人2年目の色んなことに慣れた時期が一番ミスをしていました。特に「今までミスしたことない作業」や「簡単な工程」とかで確認をないがしろにしがち。
仕事ができるようになっても調子に乗らないよう注意しましょう。
仕事でミスの多い人がすべき解決方法2つ
「誰でもミスはするもの」っていうのは事実ですが、かといってミスしていいワケではありません。
完全に無くすのは無理だとしても、極力減らす努力はすべきです。
ここからは実際に僕が実践していた、「仕事でミスの多い人がすべき解決方法」を紹介していきます。
仕事でミスの多い人がすべき解決方法①:作業の意図を理解する
仕事って覚えればいいっていうものではありません。
ミスをしやすい人は、ただ言われたことを言われるがままにやったり、説明書や規定書に書かれていることを何も考えずにしたりしています。
「それの何がいけないの?」って思うかもしれませんが、作業の意図を理解することで、ミスを起こしにくくできるんです。
例えば....
- ①〜⑤のボタンを順番通りに押す
- ①〜⑤のボタンを順番通りに押さないと、装置が故障する
上のような作業があったとして、あなただったらどっちの方が気をつけて作業しますか?どう考えても2じゃないですかね。
どの作業も意味があってやっています。横着する人は意図を理解していないため、「横着することで発生するリスク」を想定できません。
作業や工程を理解していれば、潜んでいるリスクにも気付けるため、自然としっかり確認もするようになります。
仕事でミスの多い人がすべき解決方法②:五感を使って確認する
ちょっと大げさに言い過ぎましたが、使える感覚は全部使って確認した方が良いよってことです。だいたいは目とか耳だけでしょうけどね。
僕が前職で食品関係の製造をしていたのですが、製造する際の確認方法を例として挙げてみます。
実際の確認方法
- 視覚・・・機械が問題なく動いているか、製品が変色していないか
- 聴覚・・・異音がないか
- 嗅覚・・・製品に異臭がないか
- 触覚・・・機械や製品が異常に熱をもっていないか
僕は製品の分析をする部門じゃなかったので、さすがに味覚を使う機会はありませんでした。笑
それでも使えるものは全部使っていましたね。
「絶対ミスはない」というのは難しいですが、自信を持って「大丈夫」と言えるくらいには確認しておきましょう。
ミスが発生した後に、「ちゃんと確認しました」って言ったところで、何の言い訳にもならないので。
他人をあまり信用しないように
「あれやっといたから」「ここまで作業終わっているよ」って引き継ぎを受けることもあると思います。
みなさんは何も考えず、そのまま作業の続きに取り掛かっていませんか?
前の作業をしていた人がどれだけ確実な人でも、一通り確認はしておきましょう。
もしミスが発生して、工程に自分が直接関わっていなくても、ミスの責任は降り掛かってきます。僕も経験があるので、マジで理不尽だよな〜って当時は思いました。
作業によっては「第三者確認」があります。これって、作業者以外の人が確認してくれるので、確実だと思いますよね。でも実際、作業者は「第三者が確認してくれるし、大丈夫」、第三者は「作業者が確認しているだろう」ってお互いが他人任せになっちゃうので要注意です。
仕事でミスの多い人がすべき解決方法③:段取りを組んで、効率良く動く
余裕がない人は常に忙しく、作業に追われているため、焦って確認を怠ったり、横着をしたりしてミスを犯します。
しかし、あらかじめ段取りを組んでおけば、スムーズに動けるので、焦る必要もなし。しっかり確認をとる時間も作れます。
仕事が遅い人に限ってミスが多いのは、「段取りを組んでいない」「確認ができていない」これら2つが原因です。
段取りに関しては、センスも必要ですが、優先順位をちゃんと考えることができれば、さほど難しくはありません。
優先順位のつけ方については、下記記事にて解説しているので、参考にしてみてください。
仕事で優先順位をつける「本当の方法」と大事なポイント4つ【周りを巻き込むことが大事】
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仕事でミスが多いのは、あなたのせいではないかも
はい、今回は以上です。ポイントを以下にまとめました。
本記事のポイント
- 慣れた頃が一番ミスしやすい
- ミスすると余計に時間がかかる
- 確認が大事
- 作業の意図を理解することで、注意する意識が高まる
僕も社会人になったばかりの頃はミスが多くてよく怒られていました。
しかし、今回紹介したことを意識するようになってからは、確実な作業ができるようになり、色んなことを任せられるようになったので、参考にしていただければと思います。
もし、それでもミスばかりしてしまう場合は、今の仕事が自分に合ってないかもしれません。
僕なんかは、「単純な作業をひたすら繰り返す」みたいな仕事はめちゃくちゃ苦手です。すぐ飽きて集中力が切れて、無意識にミスします。
こればっかりはどうしようもないので、部署を変えてもらうなり、転職するなりを検討しましょう。嫌なことを我慢し続けてもしょうがないです。役に立ちそうな記事を以下に貼っておきますね。
【20代社会人が使う】おすすめの転職サイト3選と転職エージェント3選
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