お悩み
- 転職先に違和感がある
- 何故違和感があるのか?
- 転職したいけど、後悔はしたくない
こんな悩みにお答えします。
「転職したいけど、今より良いところじゃなかったらどうしよう」って思うのは当然です。
誰でも損はしたくないですからね。
でも実際は、自分の選んだ転職先が良いか悪いかなんて誰にも分かりません。
自分にとっては悪くても、他の人からすれば良いということもあります。自分基準で転職先を選ぶことが重要です。
転職にはめちゃくちゃエネルギーを使うので、失敗するとツラいですよね。
そこで今回は「転職先での違和感を事前に避ける方法」を解説していきます。
「もしも違和感があった場合の対処法」も合わせて紹介するので、是非参考にしてください。
転職の面接で違和感を事前に避ける方法
今の仕事に不満がある場合、「早く辞めたい!!」「転職して解放されたい!!」という気持ちが強くなります。
当たり前ですが、求人に書かれている情報や企業のHPなんかには、良いことしか書かれていません。
現状を変えたいという想いは良いことですが、強すぎると良いところばかりに目がいってしまい、冷静に判断できなくなるんです。
結果、転職先で違和感を抱くことになり、「思っていたのと違う...」となってしまう。
それを避けるにはどうすれば良いか、以下から解説します。
転職サイトをチェックする
転職サイトには、豊富な求人が掲載されていますが、「受けない方がいい会社」もあります。
特徴としては以下の通り。
受けない方がいい会社の特徴
- ずっと同じ求人が出ている
- 募集終了後、すぐまた同じ求人が出る
- 募集人数が多い
- 複数の転職サイトに求人が出ている
これらの特徴に共通してみられるのが、「離職率が高い」ということ。
企業が求人を出す理由は、人材不足です。上記の場合、ずっと人手が足りていないことになるので、何かしら企業に問題があります。
転職先を探す際は、複数の転職サイトに登録し、同じ求人が出ている企業はなるべく避けるようにしましょう。
おすすめの転職サイトや転職エージェントは、以下にまとめているので、全て無料で登録しておいてください。
【20代社会人が使う】おすすめの転職サイト3選と転職エージェント3選
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転職エージェントに相談する
転職サイトで、自分が良いなと思った求人を転職エージェントに相談してみましょう。
担当者は、応募者や実際に転職した人から企業の雰囲気を聞いているため、ある程度の情報が手に入ります。
エージェントは企業側の採用担当者とも繋がっており、あなたと気になっている企業が合うかどうかをプロの目線で判断してくれます。他にも「年収の交渉」「履歴書の添削」「面接対策」「キャリアカウンセリング」等のサポートがあるため、転職を効率的に進められるかと。
ポイント
転職サイトで怪しい求人を排除しつつ、気になる企業があれば、転職エージェントに相談しましょう。
【20代社会人が使う】おすすめの転職サイト3選と転職エージェント3選
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実際に面接を受けてみる
企業の雰囲気を味わうなら、実際に面接を受けてみるのが一番です。
求人で感じたイメージと面接で抱いた印象が違うこともあります。
僕も過去に「アットホームな企業だな」と思って応募し、圧迫面接されて驚きましたから。
転職エージェントに相談しよう
応募する側は採用してもらおうと下手に出がちですが、遠慮する必要はありません。
しかし、給料面や雰囲気なんかは直接聞くとイメージが悪くなります。
なので転職エージェントに聞いてもらいましょう。
相談すれば給料の交渉もしてくれますよ。
聞いておいた方がいいこと
- 離職率
- 給料
- 仕事内容
- 人間関係
- その他求人に記載されてあることが本当か
労働条件を最後まで明かさず、採用直前になって、あなたが希望している年収や仕事内容とは全然違う内容を提示される可能性もあります。
「面接を受けて内定貰ったら、入社しなくちゃいけない」ってことはありません。
ヤバそうだと思ったらキャンセルしてOK。
聞きにくいことかもですが、あなたがこれから働く場所なので、確り確認してください。
体験談:「やりがい」を推してくる企業はキケン
これは僕が転職活動してた時の経験談ですが、「やりがい」を推してくる企業はキケンですよ。
「どうやりがいがあるのか?」的なことを聞くと、
- 時間外は当たり前
- すぐ辞める人は多い
- キツいことを要求する
等の返答があったんです。「慣れるから大丈夫」と。
給料のことも聞いてみましたが、求人に書かれてあるものより少ないし、試用期間が過ぎたらもっと少なくなるらしく、「あ、ブラックだな」って確信しました。笑
「やりがいがある」と聞くと、良い印象を持つかもですが、言葉の裏には上記のような意味も隠れているので注意してください。
企業の口コミサイトを確認する
企業の口コミサイトは、元社員や現社員による企業の評価が記載されている・記載できるサイトです。
確認できる項目
- 年収
- 退職理由
- 入社理由や入社後のギャップ
- 仕事のやりがい
- 福利厚生 etc...
転職サイトにある求人の口コミもあるので、気になる企業があれば検索してみると良いですよ。代表的な口コミサイトは以下の2つ。
口コミは実際に辞めた社員や現社員のものなので、今の会社を辞めるかどうか迷っているなら、口コミを判断材料にするのもアリかと。
転職先で抱く違和感の正体
違和感の正体はズバリ、「前職場とのギャップ」です。
社風や文化の違い
性格が人それぞれなのと一緒で、会社もそれぞれ社風や文化が違います。それこそ会社は人が作ったものですしね。
特に転職が初めての方は、今の会社が基準になっているので、転職先の仕事内容や進め方、人間関係等の違いに戸惑うこともあるでしょう。
違和感の例
- コミュニケーションを頻繁に取り合う ↔ 連絡は基本メール
- スーツ ↔ 私服
- チームプレイ ↔ 個人プレイ
基本的に同業の会社であっても、多少違和感があることは理解しておくべきです。
仕事内容や評価の違い
特に未経験の職種にチャレンジする場合、何もかもが違和感だらけです。
仕事内容や評価・ルール等、今までのやり方では通用しません。ついて行けずにすぐ辞めてしまう人も少なからずいるでしょう。
僕は工場勤務だったので、みんなで一つの目標を達成することになります。すると、誰かがめちゃくちゃ頑張ったり、サボったりしても分からない。良い評価も悪い評価も付きづらいんです。しかし、営業の仕事なんかは各々の成績が目に見えて出るので、評価しやすいですよね。
でも、それらの違和感は当たり前です。むしろすぐに適応できる人の方がスゴいくらいなので、自分がダメなのかと落ち込まなくて大丈夫。
人間関係の違い
働く上でネックになるのが人間関係。会社を辞める原因として一番多いですからね。
実際転職してみないと分からない部分も多いし、部署によっても違いが出てきます。
- 派閥やグループがある ↔ みんな程よく仲が良い
- プライベートも集まる ↔ 仕事以外では会わない
- 上司の言うことが絶対 ↔ 部下の意見も聞いてくれる
転職先で違和感があった場合はどうするべき?
転職して違和感があった場合はどうするべきか。
結論として、「違和感」が全て自分にとってマイナスだと思わないことです。
前の職場と比較しない
違和感を覚えるのは、前の職場と比較してしまっているからです。
どうしても「前の職場はこうだったのに」と思ってしまいますが、転職先に元々いる人たちからすると、知ったことではありません。
会社によってやり方やルールは違うので、まずは理解すること。ただ「前職はこうだったから」という理由で否定するのは、浅はかです。
理解した上で、「ここはこうした方が良い」と、前職の経験から思うのなら、同僚や上司に相談してみましょう。
違和感はある意味チャンスだと考える
ある程度同じ環境にいると、良い意味でも悪い意味でも慣れてきます。
しかし、あなたは新しい環境に来て、新しい目で現場を見ることができるんです。
ベテランがおかしいと思わないことを新入社員が「何でこんなことしているんだ?」って気づくこともあります。慣れに侵されていない思考や視点は大事。
違和感を改善できると、あなたは評価されるし、良い環境になってみんなも喜ぶ。win-winです。
人間関係は「違和感」でしかない
人間関係は「違和感」でしかありません。最初はお互いが探り探りで接するため、当たり前です。
また偏見なんかもあって、「うわ、この人苦手かも」と勝手に思っちゃうこともあるでしょう。
一緒に仕事をしたり、喋ったりすると意外に相性が良かったりします。また、相手の良いところをしっかり見ることも大事。悪い部分を見ると、苦手意識を持ちやすいです。
新たな環境で人間関係を構築していくには、時間がかかります。転職してすぐ「合わない」と思うんじゃなく、こちらからも歩み寄る努力をしてください。
転職先の違和感に恐れず、挑戦しよう
はい、今回は以上です。本記事のポイントを以下にまとめました。
本記事のポイント
- 求人やHPの情報には良いことしか記載していない
- 転職先の「違和感」は前職とのギャップ
- 「違和感」をプラスに捉える
今の仕事に不満があったり、やりたことがあったりで、何も考えずテキトーに転職しては、現状より悪くなる可能性があります。
ただしっかり調査や分析をしたら、転職先の違和感を全て取り除けるワケでもありません。
何かしらの違和感があるかもですが、「自分には合わない!!」と全面否定するのではなく、「どうやったらこの違和感をプラスにできるか」を考えてください。