こんにちは。
今回は転職活動で必須資料である、履歴書の書き方について、解説します。
僕自身10社受けましたが、企業によって多少違いはあれど、基本的に重視するところは一緒です。
書き方のマナーやルールは大前提として、実際に採用担当者がどういう部分を見ているかも深掘りしていきます。
これから転職しようとしている人は参考にしてみてください。
履歴書の書き方
履歴書というのは、会社員でいう名刺みたいなもので、自己紹介する重要な書類です。
採用担当者が自分のことを分かってくれれば問題はありませんが、基本的なマナーやルールは守っておくに越したことはありません。
なので、まずは項目毎の書き方を簡単に説明していきます。
証明写真
当日に持っていくのであれば、そこまで重要ではありませんが、書類審査がある場合は超重要項目です。
経歴やスキルよりも、まずは第一印象が全てになります。
何だかんだ人は見た目なので。
気をつけて欲しいポイントは以下の通り。
・カメラ目線
・髪で目が隠れていない
・笑顔寄りの真顔
・男性は髭を剃る、女性はナチュラルメイク(気になる部分はファンデーションで隠す)
・スーツ(ジャケットは黒か紺、シャツは白、ネクタイは派手じゃなければOK)
・写真の裏に名前を記載しておく
THE・普通で大丈夫です。
特に個性を出す必要はありません。
あと、写真と実物に違いがありすぎる(悪い意味で)と、「偽る人」として捉えられる可能性もあるので注意。
撮影方法は?
撮影方法は2つあって、スーパーや薬局にあるような「スピード写真機」もしくは「写真館」があります。
写真館の方が綺麗に撮れて、時間も掛けれますが、別にスピード写真機で問題ないです。
僕は全ての履歴書をスピード写真機で撮影したものを使用しました。
値段はスピード写真機の方が圧倒的に安いです。(スピード写真機:約600円、写真館:約2000~10000円)
時間とお金に余裕があるなら、写真館でも良いかと。
提出日、氏名、生年月日、連絡先
間違いのないよう、自分の情報を書いておきましょう。
下記写真右上の日付は、提出日もしくは、面接で持っていく日を記載しましょう。
あまりにも日付が違うと、使い回しされていると思われるので注意です。
また、年は西暦もしくは元号どちらかで履歴書全体を統一してください。
ふりがなは自分が用意しているフォーマットに従うこと。(ひらがな、カタカナ)
上記の写真であれば、「フリガナ」とカタカナで記載されているので、カタカナで記入してください。
学歴・職歴
記載する情報は以下の通り。
・高校以降の入学、卒業、学部情報を記載する
・中退や休学している場合は、簡潔に理由を記載する
・職歴は入社、退社、所属部署、職務内容を簡潔に記載する
・在職中の場合は、「退職予定」「現在に至る」を記載
・最後の次の行に右寄せで、「以上」と記載
※下記の写真を参考にしてください
資格・免許欄
自分が取得している資格や免許を記入しましょう、もちろん正式名称で。
たまに、「実務に関係のある資格だけを記載した方が良い」というサイトもありますが、持っているものは全て書いてください。
何故なら、書いてメリットになることはあってもデメリットになることはないからです。
仕事に関係なくても、相手が注目してくれて、話のタネになります。
特に営業職であれば、喋ることができないと採用はされません。
面接はコミュニケーション能力を発揮しないといけない場ですので、雑談であっても話のキッカケは多い方が有利。
それで気に入ってもらえれば、ラッキーですよね。
利用できるものは利用しましょう。
志望動機、自己PR
志望動機を自分の言葉で記載しましょう。
ここで重要なのが、「自分だけ」の志望動機を書くこと。
ネットに載っているような「お手本」を書いたところで、採用担当者の目には留まりません。
・何故この会社を選択したのか
・何故この職種を選択したのか
・この会社でどうしたいのか
この3つを意識し、「自分の経験や長所が御社でどう活躍するか」を考えてください。
自己PR、趣味や特技
自己PRを記載する箇所がある場合は、今までのキャリアで自分が得た知識やスキルを記載します。
趣味や特技も仕事に繋がるものなら最高ですが、別に関係なくてもOK。
資格や免許の項目と同様、話のキッカケとして書いておきましょう。
本人希望欄
勤務地や職種等何か希望があるなら(身体的にこういう作業は出来ない等も)、記載しておきましょう。
特に何もなければ、「貴社の規定に従います」と記載してください。
その他
その他注意してほしいことが3つ。
- 書き間違えたら、新しく書き直す
- 手書きの場合はボールペンで記載する
- 誤字脱字のチェック
当たり前のことなので、提出する際は、要確認です。
採用されるポイント
履歴書の書き方が分かったところで、僕が10社受けた経験から「内定を貰うのに有利に働いたポイント」を紹介します。
特に難しいことではないので、出来るようであればやってみてください。
綺麗な字で書く
当たり前のことですが、これ結構ウケが良かったです。
「字が綺麗=真面目、誠実」ってイメージありませんか?
書類選考や面接で判断出来ることなんて、たかが知れているので、良いイメージをどれだけ相手にアピール出来るかが勝負です。
嘘をつくのはいけませんし、履歴書や面接で「私は真面目です、誠実です」なんてアピールする人なんていませんよね。
しかし、「字が綺麗」という事実により、「真面目、誠実」というイメージを持ってもらうことは可能なんです。
綺麗な字が書けない人は
もしかしたら、綺麗に字が書けない人もいるかもしれません。
そういう人はデジタルで攻めましょう。
ネットで履歴書のフォーマットがあるので、それをパソコンにダウンロードし、項目を記載してください。
そして、そのデータをスマホに送り、コピーしましょう。
手書きよりも、信用度は低くなりますが、楽ですし書き直す必要はありません。
本当に大事なのは履歴書に記載されてある情報です。
書く過程はさほど重要ではないので、自分の字が気になる人はデジタルもアリ。
企業について調査し、独自性を見いだす
志望動機の項目で述べましたが、採用されるには「独自性」が重要になります。
しかし、見当違いのことを記載したところで、意味はありません。
どうすればいいかというと、転職したい企業について徹底的に調査し、理念や扱っている商品やサービス、企業が目指している未来を読み取りましょう。
その上で、「自分が入社してどう貢献できるか・貢献したいか」「前職で得たスキルや知識をどう活かすか」、熟考してください。
例えば、以下のような感じ。
前職では部下や異動者の教育も担当していた。分かりやすいと評判で、他企業からの視察では商品や現場の説明役を上司に替わって任されている。
この経験から説明したり伝えたりする能力に自信をもっており、貴社の商品をもっとたくさんの顧客へ分かりやすく提案できると考えている。
この独自性があるかどうかで、他と差が出来ますし、採用担当者の目に留まりやすいです。
そして、そのことに関して面接で必ず聞かれるので、熱弁してやりましょう。
時間は掛かりますが、それだけで内定率は間違いなく上がります。
僕はそうやって内定率100%を達成しました。(運もあるかもしれませんが)
志望動機だけはしっかり作り込んでみてください。
大事なのは独自性
内定がもらえるかどうかは、どれだけ自分をアピール出来るかに掛かっています。
採用担当者も履歴書や面接といった少ない情報で、判断しなければいけません。
ありきたりで普通のことを書いても無駄なので、自分だけにしかないものを相手に伝わるよう考えましょう。
何回も言いますが、大事なのは独自性です。
もし、自分の長所や知識をどういう感じで履歴書に書いたら良いか分からなければ、転職エージェントのサポート受けるのもいいでしょう。
下記に転職支援サービスや転職で役立つ記事を貼っておきます。
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