お悩み
- 一人暮らしに興味がある
- 一人暮らしって、実際どうなの?
- 一人暮らしのメリット・デメリットを知りたい
こんな悩みにお答えします。
社会人になるとお金に余裕ができるので、一人暮らし始めたいと思っている人も多いでしょう。
僕も社会人になりたては寮に住んでいましたが、色々と不便だったのと、不満もあったので、途中で一人暮らしを始めました。
一人暮らし歴は、4年ほど。
結論、一人暮らしは絶対にした方がいいです。
しかし、人によっては懸念材料があるのも事実。
そこで今回は「一人暮らしのメリット・デメリット」を紹介していきます。
実家を出たいけど、色々不安だったり迷ったりしている方達は、本記事を参考にしてみてくださいね。
【自立心が芽生える】一人暮らしのメリット4選
一人暮らしで得られるものはたくさんありますが、重要なものだけをリストアップしてみました。
一人暮らしのメリット
- 自由と責任
- 親の有り難み
- 様々なスキルが身に付く
- イメージアップ
これらを1つ1つ深掘りしていきたいと思います。
メリット①:色々と自由になる
言うまでも無く、「衣・食・住」全てが自由になります。実家では色々制限されていたことも、気にすることはありません。
いつ家に帰っても良いし、いつご飯を食べてもお風呂に入っても良い。誰かに合わせたり、気を遣う必要がなく、ストレスフリーになります。
自分のやりたいようにできるのは、本当に最高ですよ。
しかし、自由には責任が伴います。責任感は短時間で身に付くものではありませんが、一人暮らしを始めれば勝手に備わるので、問題ないかと。
最初は実家から離れた開放感で、失敗するかもしれませんが、責任感を養う良い経験になるでしょう。
自由と責任のバランス=自立心
自由と責任がちょうど良いバランスを保つには、自立心が必要です。
例えば、実家にいるときは
- 自由(自分の考え):もっと遊びたい
- 責任(親の考え) :早く帰ってきて欲しい
こんな感じで、親によって自分の考えを律することが出来ていました。
しかし、1人暮らしになると
- 自由(自分の考え):もっと遊びたい
- 責任(自分の考え):早く帰らないといけない
- 自立心 :自由と責任の管理
全てが自分次第なので、自立心で管理することが必要になってきます。
自由ばかり優先すると、だらしない生活になるでしょうし、責任感を負いすぎるとストレスが溜まってしまいます。
自立心は実家にいると、中々養うことが出来ないので、精神的な面では最大のメリットです。
メリット②:親の有り難みがよく分かる
実家にずっといると、家事や炊事は親がやっていますよね。
しかし、一人暮らしは全て自分でしなければいけません。
家事は想像以上に大変ですからね。
ましてや仕事しながらになると、最初は嫌になるでしょう。実家では、お腹が空けばご飯が出てくるし、汚れた服は綺麗になって返ってくる....。
親の存在が自分にとって、どれだけ大きな存在だったか。間違いなく身に染みて感じることが出来ます。
普段は有り難いなんて思わないし言えないかもしれませんが、感謝の気持ちを思い起こさせてくれる良い機会になります。
メリット③:様々なスキルが身に付く
一言で言うと、出来ることが増えます。
- 料理
- 洗濯
- 掃除
- 時間の管理
- 調べる能力
上記は、僕が一人暮らしで出来るようになったことの一部です。もちろん、一人暮らしをする前は、何もやってません。
やっぱ実家にいると家事に関しては、自分でするという概念自体が無かったので、最初は面倒でした。
しかし、やっていればすぐに慣れるものです。
というかやらないと生きていけないので、自然とできるようになりますよ。
時間の管理
時間の管理とは、「午前中の間にこれをして、昼からはあれをして...」的なことです。
自分がどれくらいの時間で何が出来るかを把握し、管理する能力が必要です。
この能力が身に付けば、時間を効率的に使うことができ、無駄が無くなります。
調べる能力
新しい家電を買った、ペットを飼うことになった、トラブルが発生した等の対応も全部自分でしなければいけません。
説明書読んだり、手続きや必要な書類を集めたりだとか、分からないことがいっぱいあるでしょう。
それらを解決するには調べるしかありません。
今はネット環境が発達しているので、調べれば何でもネットに載っていますよね。
調べる癖は、プライベートでも仕事でも役に立つでしょう。
メリット④:イメージアップ
これは世間一般的なイメージでいうと、実家暮らしよりも一人暮らしの方が良い印象を持たれます。
特に就活や転職、婚活等の面で役に立つこと間違いなし。
実際僕は転職活動の場で、採用担当者の方に一人暮らしを褒めてもらったことがあります。
実家にいても何でも出来る人はいると思いますが、世間のイメージなのでどうしようもないです。
将来家族を持ったら....
ある程度の年齢になると、将来のことを想定した上で相手を選ぶと思います。
将来結婚して家族を持った時に、家事が何も出来ない人がパートナーだと苦労するのは間違いないでしょう。
今の世の中、「男性がお金を稼ぎ、女性が家事をする」というような時代ではありませんからね。
男性であっても子育てや家事をしなければいけないし、女性が稼いでも良いと思います。
そういう面ではやはり一人暮らしをしていると、色んなスキルが勝手に身に付くので、結婚後の家庭環境を良いイメージで想像出来るのかなと感じます。
【自立心が芽生える】一人暮らしのデメリット4選
一人暮らしのメリットとデメリットは、表裏一体な部分があります。
先ほど挙げたメリットがデメリットになる人もいるので、そこも合わせて解説していきます。
一人暮らしのデメリット
- お金が掛かる
- 手続きが面倒くさい
- 病気や怪我になると大変
- 寂しい
デメリット①:お金が掛かる
一番のネガティブポイントです。
家賃にもよりますが、家賃5万・家具家電なし物件で、初期費用は70~80万は必要。
田舎であれば、家賃5万でそこそこ綺麗で広いところに住めますが、街中や都会になると、1Kで8~10万とかする物件もあります。
また、そこを乗り越えても、毎月の出費が待っているんですよね...。
家賃(5万円)・光熱費(0.7万円)・食費(3万円)・日用品(0.3万円)・雑費(0.5万円)で考えると、普通に生活するだけで10万円近くは出ていきます。
飲み会の5000円がめちゃくちゃ痛いです。
だいたい僕の最低限の出費はこんな感じですが、趣味やら車の維持費等でトータル出費が15万くらい。
実家で生活していれば、毎月この10万が別のことに使えるとなると、一人暮らししたくないという考えも理解出来ます。
金銭感覚と収支管理
元々お金使いが荒い人は、収支のやり繰りに苦労するでしょう。
確り管理しておかないと、「お金が貯まらない」「貯金がどんどん減っていく」状況になりかねません。
月末に収支を計算するようにしておけば、「自分が何にお金を使っているか」や「無駄な出費がないか」がよく分かります。
慣れるまで時間は掛かりますが、自分の収入と相談して、無理な生活にならないようにしていきましょう。
デメリット②:手続きが面倒くさい
転出・転入届け、免許証の住所変更、ライフライン(電気・水道・ガス)の確保等、やることいっぱいです。
引っ越しから2週間以内にやっておかないと、罰金が科せられるものもあります。
また、市役所や役場等に行く必要があり、社会人だと平日には中々行けないので、休みを取らないといけません。
初めて引っ越しをする方は、全然分からないと思うので、早めに準備した方が良いですね。
ただ、手続き関係は1日で終わるので、時間はそこまで掛かりません。
引っ越しに関しては以下の記事でまとめているので、参考にしてください。
【一人暮らし】引っ越しを自分でするメリット・デメリット【自力で引っ越しする条件とは】
デメリット③:病気や怪我になると大変
基本家では1人なので、もし病気になったりや怪我を負っても、助けてくれる人がいません。
どれだけしんどくて熱があたりしても、自分の足で病院に行かなくてはならないので、普通につらいです。必ず近くの病院がどこかを事前に把握しておきましょう。
また、最悪の場合のことを考えて、すぐに救急車を呼べる段取りを確認しておくのも大事です。
ちなみに僕は、熱中症で40度の熱が出ても、ノロウイルスで嘔吐下痢に襲われても、頑張って歩いて病院へ行きました。笑
幸いなことに病院が近かったのでよかったですが、なるべく病気等でしんどい時は、車の運転は控えた方が良いです。
タクシーを呼ぶなり、救急車を呼んで対処してください。事故を起こしたら元も子もないですからね。
1番は病気にならないよう、体調管理を確りすることです。
デメリット④:寂しい
一人暮らしを始めると、友達や彼氏・彼女を自由に呼ぶことが出来ます。みんなでご飯食べたりゲームしたり、わいわい楽しいですよね。
問題はみんなが帰った後です。まー、静かで寂しいったらありゃしない。
地元を離れて、友達が近くにいないと尚更です。
呼ぶ人もいないので、寂しがり屋な人はホームシックになるかもしれませんね。
>>>【新社会人】一人暮らしが寂しいときの対策5つ【一人なだけで独りではない】
1人暮らしは自立心が芽生えます
はい、今回は以上です。
とにもかくにも1度は経験すべき。一人暮らしには、メリット・デメリットがありますが、一人暮らしの経験はメリットにしかなりませんからね。
無理だな~と思ったらいつでも辞めれますし。
家族を持てば、自ずと実家を出るでしょうし、予行演習として一人暮らししてみてはいかがでしょうか。